活きたものを買って食べるということ
活きアワビを先週末に購入した。
海水の中に入ったアワビで、箱を空けると、入ったビニール袋を岩だと思ってべたーっと貼り付いていた。
1週間後に大事なお祝い事があるから、その時に活きアワビを調理できれば!
と思って1週間活かしておくことにした。そのときは、1週間活きているよねーと気楽に思っていた。それが今回の最大の反省。
初日は、海水に一晩つけたままにした。海水につけておいたら元気になるだろう!と思っていた。
ビニール袋にべたーっと貼り付いていたのが、べたっと貼り付いている面積が小さくなっていた。次の日は容器をうつして、インターネットでみた簡単な海水に酸素を入れる方法を実践した。
朝起きてみると移した状態と全く変わっておらず、動かなくなっていた。
このときに、届いた時以上に元気なアワビをみることはない、という基本的なことを全く考えていなかった自分が恥ずかしくなった。
活きたアワビでも、食用として購入者の手元に来た時点で、
『活きた』から、『生きた』アワビに変わりつつあるのだ。
せっかく購入したところで、私のように知識がないと、
美味しくいただけない。購入するのであれば、ある程度の知識はつけておかなければと痛感した。
※活きあわびは海水に入ったまま購入したら、まず海水につけたままだと窒息するので、水からあげる。酸素が入っていない可能性が高いので、海水につけるべきではない。
当日または翌日に食べる。食べれなければ、冷凍する。
アワビにも本当に悪いことをした。
せめて、特別な日の特別な料理として、丁寧に調理しておいしくいただこう。